プラチナの溶解。

プラチナの溶解。
純プラチナとパラジウムという地金を調合して、プラチナ900という地金を作っています。
純プラチナは、約1800度という
すごい高熱を使うので、
80年代に流行ったようなデザイン、でも専用の保護メガネをかけながらの作業です。
溶けたばかりのプラチナは宇宙に浮かぶ惑星のように美しく、しばし見とれます。

そうしてできた塊を、たたいたり、
重いローラーに挟みながら角棒や丸線にして、
自分の作風に合ったパーツにしていくのです(´ω`)。
※ プラチナは柔らかく粘りがあるため、
手彫りの洋彫りに向かず、プラチナジュエリーに
洋彫りは施しておりません。